取扱業務-交通事故交通事故に関する弁護士相談事例をご紹介します。

交通事故と後見

相談内容

私の妹が、交通事故に遭い、高次脳機能障害と診断されました。損害賠償の請求をするどころか、日常会話もおぼつかなく、日常生活も介助が必要な状態です。相手方の保険会社から、損害賠償の提案が来ていますが、金額が妥当なのでしょうか。そもそも、私が交渉していいのでしょうか。

結果・回答

妹さんの損害賠償の請求をすることができるのは、妹さん自身となりますが、妹さんが事理弁識能力を欠く常況にあるので、相談者の申立人代理人となって後見開始の申立てを行い、相談者を後見人に選任してもらいました。後見人となった相談者から交通事故の損害賠償請求を依頼していただくことで、損害賠償の交渉を相手方保険会社との間で行い、妹さんの今後の入院費や介護費等の賠償を受けることができ、相談者に満足していただける解決をすることができました。