取扱業務-離婚問題離婚問題に関する弁護士相談事例をご紹介します。

妻と出て行った子供と面会をしたい(面接交渉)

相談内容

結婚12年目の夫婦。未成年の子どもが1人。妻が子供を連れて離婚をしたいと家を出て行きました。
夫は、子どもとの面会を求めましたが、妻が子供も会いたくないと言っていると拒絶し、半年以上にわたって子供との面会が叶わない状況が続き、夫が子どもとの面会を求めご相談にいらっしゃいました。

結果・回答

受任後、家庭裁判所に面接交渉の調停を申立て、調査官に直接お子さんの意向の聴き取りを行ってもらいました。その結果、お子さんは、本当は父親に会いたいが、母親に気兼ねをして会いたくないと言っている状況であることが分かりました。
夫と妻の当事者同士の信頼関係が構築できていない状況にあったため、初回は弁護士立会いの下、事務所にご来所いただき、事務所サロンスペースでの試験的に面会を行い、その後は、面会交渉の取り決めをし、スムーズに当事者同士で継続的な面会交渉が行われるようになりました。

解決のポイント

このように夫婦間の離婚問題だけでなく、お子さんとの面会交渉に関しても、弁護士が介在し、お子さんの意向を確認した上で、スムーズな面会交渉が実現できた事例もあります。